Story

作品紹介

燕は戻ってこない

漫画/坂井恵理

4月27日生まれ。埼玉県出身。1994年、ヤングマガジンダッシュ掲載『未来のイブ』にてデビュー。代表作に[シジュウカラ]、[ヒヤマケンタロウの妊娠](両作品実写ドラマ化)等。

原作/桐野夏生

1951年金沢市生まれ。93年「顔に降りかかる雨」で江戸川乱歩賞受賞。98年『OUT』で日本推理作家協会賞、99年『柔らかな頰』で直木賞を受賞。その他、著書・受賞多数。日本ペンクラブ会長。

あらすじ

北海道から上京、憧れの東京で病院事務の仕事に就いたものの、非正規雇用ゆえに困窮を極める29歳女性・リキ。来年には雇い止めというタイミングで、「いい副収入になる」と同僚のテルに卵子提供を勧められる。ためらいながらもアメリカの生殖医療専門クリニック「プランテ」の日本支部に赴くと、担当の青沼に持ちかけられたのは国内では認められていない〈代理母出産〉。「ご依頼人の奥様によく似ている」そう伝えられ心が揺らぐリキだが…。

大石おおいし理紀りき(リキ)

29歳、独身。派遣の医療事務は来年雇い止め。お金に困っている。

テル

リキの同僚。奨学金の返済中。リキに卵子提供の登録を持ちかける。

青沼あお ぬま

アメリカの生殖医療専門クリニック「プランテ」の日本エージェント。

ゆう

44歳、イラストレーター。夫の基と不妊治療を5年間続けてきた。

もとい

悠子と不妊治療中。代理母出産を選択肢として考え始めている。

マチュー

基と悠子の飼い犬。

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