
ストーリー
中学時代、薄っぺらい人間関係や、人に合わせて生きる自分に嫌気がさしていた冴門。そんな彼の心を救ってくれたのが後輩の亀平小絃だった。高校2年生になった冴門は、彼女に再び出会う。だが、高校まで追いかけてきたにも関わらず、自分はあくまでファンだと宣言する小絃が冴門は理解できない。
また、小絃は過去に苛められた経験から、猫俣という唯一の友人以外に友達は要らないというのだった。だが、高校に入り冴門や東雲、中澤と交流するうちに、彼らともっと仲良くなりたいと思うように…。しかし、一方で猫俣は小絃に友人ができることを許さず、同じ高校に編入までしてきて…?

登場人物
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大月 冴門
(おおつき さもん)
顔よし頭よしの完璧少年。人に合わせて生きる自分が嫌いだった。面倒になると諦めがちだが、小絃と出会い変化が…?
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亀平 小絃
(かめひら こいと)
冴門よりひとつ年下の眼鏡女子。冴門を追って同じ高校に入学したが、あくまでファンであると宣言。頑なに友達を作らない主義。
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中澤 エリカ
(なかざわ えりか)
小絃のクラスメイトで冴門を好き。小絃を利用するつもりだったが、次第に小絃と仲良くなる。
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東雲
(しののめ)
冴門の友達? チャラいが人の懐に入るのが得意。小絃の人柄に好感を抱いている。
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猫俣
(ねこまた)
小絃のたった一人の友達。小絃に固執し、彼女に友達ができるのを許さない。
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火賀
(かが)
冴門が通う高校の地学の先生。小絃の叔父。