Story

作品紹介

王妃マルゴ

萩尾望都

5月12日生まれ。福岡県出身。O型。1969年、[ルルとミミ]で『なかよし』にてデビュー。1975年、[ポーの一族][11人いる!]で第21回小学館漫画賞受賞。

あらすじ

16世紀、フランスではプロテスタントとカトリックの内戦が勃発。マルゴはヴァロア王家アンリ二世の娘として生まれる。

初恋のギーズと恋仲になるも、カトリーヌ母后により引き裂かれ、ユグノーであるナヴァルと政略結婚させられる。これでフランスに平和が訪れるかと思われたが、同じ頃、シャルル国王に信頼されていたコリニー提督の暗殺が引き金となりユグノー大虐殺が勃発。その後、病弱だった国王が崩御、アンリが新国王となる。カトリックに改宗させられていたナヴァルは、その隙にユグノーに戻りベアルンの王となる。ナヴァルへの愛はなかったマルゴだったが、幾多の別れと再会の中で愛を自覚していった。

そんな矢先、再びパリに単身で戻ったマルゴは、死んだはずの息子・サパンが生きている事実を知り奪還を図るも失敗。逆上したアンリから追放を命じられる。戻る頃には弟のアランソン公が結核で死去し、ナヴァルが王位の第一継承者に。それに対抗する形でギーズはブルボン枢機卿を継承者に指名! マルゴは夫に別れを告げアジャンへ移りカトリック同盟に加わるが、同盟と国王の間で結んだヌムール条約により内乱が勃発。戦乱から逃れ身を寄せたイボワ城にまで国王軍が迫る。マルゴは連行され、愛人ドゥ・ビァックには死刑の命が下され…!?

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